北烏山の寺町へ 第2回
寺町の説明が抜けておりましたので簡単に、世田谷区の説明から
世田谷区北烏山2丁目から6丁目にかけて、寺町通りを中心にみどりにつつまれた26もの寺院が軒を連
ねる烏山寺町。小京都と呼ばれるように、ここが東京かと思うような、白壁の連なりが落ち着いた雰囲
気をかもしだしています。
それぞれの寺院は長い歴史がありますが、寺町のおいたちは、関東大震災(1923年・大正12年)の後
、浅草、築地、本所、荒川など都心部から移転してきた寺院が集まったのが始まりです。
寺町の最後に位置するのが敷地内に大きな池を持つ寺でカメラマンの絶えない場所です。
端泉山 高源院
開基頼元は久留米21万石の英主であったが、晩年菩提寺祥雲寺輪番怡渓大和尚の高徳を慕い、仏道に
帰依し、藩地に一宇を建立し東林寺と称し、また江戸品川に一寺を創立、怡渓和尚を招いて開祖とし
た。これが高源院である。その後昭和11年当院復興計画の下、現在の地に移転。敷地内に一大泉地を
なし、その中央に浮御堂を建立し、弁財天を奉安した。
【宗派】臨済宗大徳寺派
京王線千歳烏山駅北口から 旧甲州街道へ右折
近くの 関東バス停から 久我山病院行きのバスで10分余りで 寺院通り2番で下車、ゆっくり散歩
が楽しめます。
各お寺さんも入場無料で楽しめますが、本殿は覗けません。